恐い本読んだよ。
恐い本を読みました。読んだのはこの文庫本が出た去年の夏でしたけどね。
小野不由美(著)『残穢』・・・もうタイトルの字が恐い。
この作家さんの本は十二国記シリーズが好きでファンタジーなんですけどね。
この本に「実状を知らない者には、批判する資格はない」ってのが妙に印象的で、この言葉のおかげでいらんこと言わんで済んでます。(ファンの人からはなんでそこや!と言われそうですけど、もちろん他に好きな場面はありますよ)
で、これしか原作は読んだことなくて、他の作品はアニメで見たりはしてましたけど、ホラー小説を買って読むのは初めてです。
1月30日から映画映画も上映されるのでCMとか宣伝とかでも目にするようになりましたね。
最初に「恐い」って書きましたけど、具体的に「恐い」ってわけじゃなくてどっちかいうと「気持ち悪い」です。
これ読んだら引越しなんてできないよ~って思う・・・けど引越ししなくても危ないかもよ?とか。
ゴミ屋敷の住人もこの理由だったら仕方がないよね・・・と思えたり、いや迷惑ですけどね。
途中で、これ実話?って思ったり(ドキュメンタリーホラーでした)、少しずつ真相がわかっていくところが面白かったです。
日記にどう書こうかと考えているうちに、本の内容がいろいろよみがえってきましたよ。
うわぁ。せっかくいい具合に忘れていたのに。さっさと読み終わったときに書いておけばよかった。
とにかく「なんか気持ち悪い」というのが感想です。
選評で石田衣良氏が「この本を自分の本棚にずっと置いておく気にはならない」って語ったらしいですけど、まさにそんな感じ!
置いてるだけでよくないものが、もわぁと出てくる気がする。出てこないけどね。
こんな駄文で紹介しても興味は持てないかもしれませんが気になる方は↓どうぞ♪